先日、このようなツイートをしました
みなさんも想像できると思うのですが、紙の決裁ってめちゃくちゃめんどくさいんです。しかも、わたしのいた県庁はなぜか決裁を持ち回り(自分で足を運んでハンコをもらいに行く)しなけれならなかったので、相当時間かかりました。
目の前に一人一台のパソコンがあるのにも関わらず、決裁についてはそのパソコンを使わずに紙でしないといけないっておかしいですよね。
こういった自治体は絶対に行ってはいけません。
その理由について解説していきます。
電子決裁を導入していない自治体に行ってはいけない理由

② 残業が多い
この2つの理由が挙げられます。
① 仕事を効率的に行う文化がない
公務員のしごとを効率的に行うようにしたいと考えたとき、真っ先に浮かぶのが決裁なんです。膨大な量の決裁を作成する部署もあるので、いちいち紙で打ち出して回していたらめちゃくちゃ時間がかかってしまいます。
効率よく仕事をこなそうと考えている自治体であれば真っ先に行うであろう決裁の電子化に手をつけていないと言うことは、そもそも効率的に業務を行おうと言う文化が無いと思ってください。
決裁を電子化しない理由について、よくこう言った反論があったりします。
・電子だと内容がわからないので直接説明にきた方がはやい
一つ目については、じゃああなた個人で印刷してください。これで解決です。
ちなみに、リモートワークがあたりまえの時代にこんなことを言っている人は自分で仕事をできないアピールしているのと同じです。どこにいてもパソコン1つあれば仕事ができる時代に紙で印刷しないと文章がチェックできないなんて考えられません。
もちろん専門的な設計図や冊子の校正といった場合は別ですよ。
2つめについては、疑問があれば自分で問い合わせて下さい。これで解決です。
いちいち紙決裁を持ち回る時間と労力に比べたら、疑問点をチャットや電話で問い合わせるなんで簡単なことですよね。文章を読めばわかることを、実際に口で説明してもらわないと理解できないというのは、これも自分で仕事できないアピールしているのと同じです。

決裁を紙で回すことに慣れているおじさま、おばさまたちはこのような考えが多かったりしますね。
② 残業が多い
これについても理由はほとんど同じになってしまうのですが、決裁を電子化すると作業時間が大幅に減少するにも関わらず、電子決裁を導入していないと言うことは残業を減らすという意識がかなり薄い自治体であるということが言えます。

わたしの出向先の県庁がまさに紙決裁でした。やっぱり、残業を減らそうと言う意識は全くありませんでした・・・
志望する自治体の事情をどうやって調べればよいのか?
「じゃあ、志望先自治体の決裁事情についてどうやって調べたらいいんだよ」って思われるかと思いますが、これはなかなか難しいです。
解決策としては「志望先にインターンする」です。
実際に行ってみて、決裁の方法を確認し、さらに職場の雰囲気や仕事のやり方を自分の目で見て判断するのが一番だと思います。
大きな自治体であれば必ずインターンを実施しています。
行こうかどうか迷っている人はぜひ行ってみて欲しいです。
以上、電子決裁についてした。