【コラム】公務員の仕事は本当につまらないのか?!【考察してみました】

職業が公務員って人生つまらなさそう。どうせ面白くない仕事ばっかりなんでしょ?

そんな言い方ひどすぎます…

ぱすてる
ぱすてる

公務員がつまらないと言われる理由

公務員がつまらないと言われる理由について3つにまとめてみました。

① クリエイティブな仕事が少ない
② すぐに批判される
③ がんばっても給料が上がらない

私自身、公務員の仕事というのは「楽しい仕事はもちろんあるが、楽しくない仕事ももちろんある」と考えています。そんなのどの仕事にも当てはまるじゃないか、と思われるのは致し方ありませんがやっぱりそれが事実かなと。しかしながら、世間一般のイメージというのは「公務員に楽しい仕事はない」ということだと感じます。

今回はこれら3つのイメージに対して、リアルな感想をお伝えしたいです。それでは、詳しく説明していきます。

つまらないと言われる理由①:クリエイティブな仕事が少ない

確かに公務員の仕事の多くは、会議の日程調整や議会答弁書の作成、予算編成作業、各種計画書の作成といった内部調整や資料作成が大半を占めています。商品開発やマーケティング、アプリ開発、映像制作といった、世の中でいう華やかでクリエイティブな仕事とは無縁の世界です。

ただ、たとえば移住を促進するためのプロデュース事業や大規模な都市開発の計画を練ったりというワクワクする仕事も存在するため、クリエイティブな仕事がないというわけではありません。ただ、全体から見てクリエイティブな仕事である企画の仕事はごくわずかです。

ぱすてる
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ほとんどの仕事がザ・デスクワークって感じですね

公務員はいったい何をしているの?

公務員の根幹となる仕事の大部分は「議会対応」「決算作業」「予算作業」の3つで構成されています。これらを基礎とし、その上に「福祉・教育・インフラ整備」といった各種事業を展開しています。

議会対応とは、議会する質問の内容を議員と調整して、行政がどのような回答をするのか作文をする作業のことです。聞くだけでおもしろくなさそうと思われる方がほとんどかもしれませんね。決算作業と予算作業に関しても、数字をひたすらまとめて、資料をひたすら作成してという作業ですので面白い作業ではありません。

しかし、これらの作業を行うのは主に総務課系の部署、いわゆるバックオフィス系の部署で、実際の各種事業は各担当課が取り組みます。

世間の公務員のイメージはこのバックオフィス系の仕事を連想していることに加え、利益を追求しないビジネスとは無縁の世界であるということから、”やりがいのない面白くない仕事”という印象をもたれているように感じます。

たしかにバックオフィス系は大変で楽しい仕事であるとは言えませんが、先ほどの言った各種事業を展開する担当課の中にはクリエイティブで楽しい仕事は存在しています。

ぱすてる
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クリエイティブな業務を担当する企画系の部署は公務員の中でも人気があり、課の雰囲気もキラキラしていますよ

なので、「クリエイティブな仕事が少ないから公務員は面白くない」というような人にとっては、いかにして企画業務のポジションにつけるかどうかが公務員の仕事を面白くするポイントとなってきます。

華やかは仕事ばかりでないのは大企業も同じ

公務員全員が企画系の部署に配属されないのと同じように、民間企業においても、花形の商品開発・企画といった部署に配属される人もまた少数であると思います。

どの仕事においても、クリエイティブな仕事とそうでない仕事があり、企画業務のような楽しい仕事の枠は少ないのが当たり前です。

特に自分が公務員でありながら「公務員の仕事はクリエイティブじゃないから面白くない」と言っている人がいるのであれば、その人自身に企画業務を任せられる能力がないだけです。

ぱすてる
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Twitterで「職業が公務員だけど仕事が面白くない」というツイートをよく目にしますが、組織がその人を優秀ではないと評価しているため、つまらない部署のつまらない仕事しか経験できていないんだなあと私は思っています。

つまらないと言われる理由 ②:すぐに批判される

電話で怒鳴られ、税金泥棒と罵られ、デスクにペットボトルを置くだけでクレームが入るのは、公務員ならではですよね。公務員は税金を財源として給料をいただいているので、市民から厳しい目を向けられること自体は当たり前ですが、ときどき度を越したクレームがあることは確かです。

詳細には言えませんが、市民対応によって精神的に疲労し、休職率が異常に高くなってしまっている部署というのも存在します。

ただ、「批判される=仕事がつまらない」という関係が正しいとは言えないのかなと。

公務員という性質上、批判に合うのは仕方ありませんが、精神的に病むような現状があることは皆さんにも知ってほしいです。

公務員ってそんなことで文句言われるんだね…ちょっと可愛そう

政治家も公務員批判をすると票が稼ぎやすいので、よく公務員の給料減らせ、人員減らせっていいますよね

ぱすてる
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つまらないと言われる理由 ③:頑張っても給料が上がらない

公務員の給料は、頑張っている人とそうでない人の間であまり差が出ません。仕事の実績を評価しづらい公務員ならではの問題で、しょうがないことではあるのですが、やはりモチベーションは下がります。

もちろん出世することで給料は増えますが、やはり大企業の給料と比較すると大きな差が生じます。公務員になろうという人で、お金をいっぱい稼ぎたいと思っている人はいないかと思いますが、がんばったらがんばった分だけ評価される職業ではありません。

なかには、仕事ができない職員が何十時間と残業をして、多くの残業代を稼いでいる現実もあります。残業代はもらうべきではありますが、仕事を効率的にこなしている職員からすると、黙っていられる状況では無いことは確かです。

私が考える公務員を批判する人の特徴

ぱすてる
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批判する人はこのどれかに該当していると分析しました

・公務員よりも給料の低い人
・転職に失敗した元公務員
・若手の公務員

公務員批判をする人の中で一番多いのは、公務員よりも給料の低い人であると考えます。なぜなら、自分の仕事が面白くて、給料にも満足している人であれば、他の職業を批判することがないからです。なにかしら、自分の仕事に不満がある人にとっては、公務員はとても魅力的な仕事に見えてしまう傾向があるように思います。

公務員は高給でもホワイトでもないし、いつでも誰でも公務員に転職できます

言っておきますが、公務員は高給取りでもなければ、ホワイトな職業でもありません。給料はすべて公開されており民間企業の給料水準によって調整されています。サービス残業も存在します。災害が起きれば真っ先に職場へ行かなければなりません。

さらに公務員への転職に関しては年齢制限も大幅に上昇してきましたし、大企業のようにこれまでの職歴等を厳しく精査されることもありません。公務員をうらやましく思うのであれば、いつでも転職できるのになあと思ってしまうのが本音です。

あと、SNS、特にTwitterでは「元公務員」の肩書を掲げながら、やたらと公務員批判する人が多いように感じます。あくまで推測ですが、転職先でもなかなか思うように行かず、公務員時代よりはマシという思い込みを自分自身にさせているのでは無いのかなと思ってしまいます。現状に満足していれば、公務員を批判する必要なんてないですからね。

他にも、公務員の仕事について全く知らない若手職員が、激務な職場も経験せず公務員の仕事は楽勝と思い込んでしまっているパターンもよくあります。

結局、公務員の仕事はつまらないのか?

答えはすでに言ってしまいましたが、「面白い仕事もあれば面白くない仕事もある。ただ、面白い仕事は、能力が高い職員しか任されない。」が正解です。

SNS上の公務員と現実の公務員の声にはかなりギャップがあります!

ぱすてる
ぱすてる

Twitterで仕事の愚痴をつぶやいている公務員をよく見かけるので、それをリアルな声としてとらえてしまっている人も多いのではないでしょうか。

SNSでの公務員の声と、リアルの公務員の声はかなりギャップがあると感じます。意外かもしれませんが、現実の公務員は前向きで明るい人が多いです。もちろん本音と建前があるので、あからさまな愚痴を職場で言うことは無いと思いますが。

匿名性の高いSNSでは日ごろ言えない愚痴を言いやすいし、そのほうがフォロワーの共感を集めやすいので仕方のないことだとは思います。楽しく仕事したいからこそ職場に対して不満が出てくるし、市民のために仕事を頑張っているにも関わらずクレームを言われたりするから愚痴を言いたくなるんですよね。

ぱすてる
ぱすてる

そういう私もTwitterでよく愚痴を書いています…すみません…

やりたい仕事がない人こそ、公務員になるべきだと思う

私は大学生の頃、将来やりたいことが無さすぎて、どんな職業に就こうか本当に悩んでいました。そんな中、公務員を選んだ理由は「幅広い仕事に関わることができるから」でした。

公務員というのは本当に様々な仕事があります。しかも、3年サイクルで異動があるのでいろいろな仕事を経験することができます。

なかには、自分に向いている仕事、自分にむいていない仕事を経験することでしょう。このような経験を通じて、自分のやりたい仕事が見つけることができると思います。